賢いリーダーは、急に大胆なことをやるのではなく、まずは楔をうち、そこをとっかかりに目的を達成する
トランプ大統領がパリ協定を批准したことは、腹立つけど、一国のリーダーとして凄い!と感心する
人は、怒り続けたり、反対し続けることは苦手である
例えば、自衛隊のPKO、消費税増税、大企業の事業の分社化も、一度目は反対の嵐で盛り上がるけど、二度目以降はなし崩し的に進めやすい。「そのお祭りはもうやったやん」感がある
環境問題とかは、比較的軽い案件で、初手としてはいい
理由は、興味がある人の割合の少なさ・反対派の関心の低さ
だって例えば、自分の家族が危篤状態にある人は、地球の温度が年々0.1度上昇していることを心配する余裕なんてないし、
夫婦仲が悪い人たちが、世界の海面が年1-2mm上昇してことに関心はないし、
会社でプロジェクトリーダとして追い込まれている人が、南極の白い熊が絶滅の危惧にさらされていることを心配する暇はない
そもそも、気温がコンマ台で上がって生活が苦しくなることはない
一方でパリ協定脱退はそれなりにインパクトがある。
だって、cop21で190の参加国を集めたのに脱退するとか、前職のオバマが積み上げた実績を全否定するなど、国際社会に対して、実現力・断交力あるリーダーとしてのアピール、イメージ戦略としては大きなインパクトがあると思う
そもそも、現状維持・無責任が蔓延した世の名で、断定口調が心地よく聞こえるのは、認めざるを得ない
一度行動力・実現力のあるリーダとして認知されると、もっとシリアスな防衛・財金政策についても、厳しいカードを切り易くなるだろう
それに追従して、他の先進国や大国が暴走しやすくなるんじゃないか、と心配になる
まあこのように、メディアと別視点で調子乗って駄文を書くも、程度があれど暇な人がすること(笑)朝のニュース見て、ふと思ったから書きました
普通は世界の問題より、目の前の自分の問題
余裕があるからこんなことができる。いま割と余裕があるヒマ野郎ってことなのか
ゆーて僕も100人住む独身寮の寮長
トランプ大統領に倣って、支持者を集めて、徹底的に資管部門に対して大胆な政策案と戦略で戦いを挑んでやる
(次回は仕事関連について書きます)